minami

ある天文学者の恋文のminamiのネタバレレビュー・内容・結末

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

鉄板のトルナトーレ×エンニオモリコーネ

映画公式HPにある、
トルナトーレ監督の言葉ー

「僕は天文学者に憧れがある。彼らは何億年も前に燃え尽きた星の光から多くを学ぼうとする。だから、『死してなおも照らす』ことを知っている」

なるほど。
ほんと死してなおも照らすお話。

『鑑定士と顔のない依頼人』と同じく、若い女性と年配の男性の物語。でもこちらは女性が男性を探し続けるお話。

死ぬまでの最後の3カ月、
エイミーのために沢山のメッセージとプレゼントを用意するエド。
何てスマートなロマン溢れる男性なんだ、さすが天文学者、年重ねてるだけあるよね、なんて思ってたけど、病気の苦しみとエイミーとの別れの辛さで顔を歪めるシーンはとても切なかった。

少し期待し過ぎてた感も否めませんが、
トルナトーレの、人の人生とか死とか、哀しみ、喜び、愛の描き方が好き。

音楽はとても心地よく、さすがのモリコーネでした!
minami

minami