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ある天文学者の恋文のmikoyan358のレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
4.0
自分的にはこの上なく心に染み入ったのだが、どのサイトでも評価が低い...(泣)。死んだ人物からのメールや手紙が届き続けるという設定自体は既視感があるものの、そのミステリアスなからくりを辿る過程が興味を失わせず、そして遺されたエイミーが路頭に迷わぬよう全て先回りして優しく出迎えるエドの遙か宇宙の如き深遠な愛情にほだされ最後は涙ボロボロ。理想的すぎるきらいもあるが、ここまで人を好きになる事もなられる事も間違いなく極上の幸せではある。映像の美しさに加え、喜怒哀楽すべてが美しいオリガ・キュリレンコがこの上なく可憐に切り取られており、多くの画が頭に焼き付いて離れない。
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