2018/10/14
全て都合の良いように出来た作品。
美しい言葉や美しい風景で飾り、それがさも美しい物語かのように錯覚させる。
臭い物に蓋をする。綺麗事。
ただ、私は好きです。
ここまで潔いとあれこれ突っ込むのも野暮というもの。
エドワードの愛がまっすぐ過ぎる。その言葉一つ一つが抽象的で難解ではあるけれど、どこか心地いい。エドワードの恋人、エイミーの手紙を読む表情や、動画を観る表情も美しい。
全てが愛に溢れている。
エドワードがエイミーの行動や考えを何故予測できたのか疑問が湧く事もあったけれど、人を想う気持ちが洗練されていくと、考え方くらいは分かるようになる…
こともあるかもしれない。
ある一つの愛の形として、受け入れることのできるロマンチストにこっそりお勧めする。