さーやorべりす

ある天文学者の恋文のさーやorべりすのレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
3.4
正直、最初の二人がラブラブしてるシーンがおじいちゃんと20歳位なのかと思うと生理的になにやってんのよ教授…と嫌悪感を抱いてしまったんだけど。
泣いてしまった。

教授と恋愛している大学生エイミーのお話。
日々連絡を取る中、教授の代わりに教台に立つ先生が教授が亡くなったことを告げ、みんなで黙祷をすることに。
信じられず教室を出て電話をかけるが繋がらない。
しかしそれからもメールやDVD、贈り物が届き続けるお話。



以下ネタバレ的な感想へと続く。


色んな人が関わってる。

本人が亡くなってから数日、あの講義があるまで知らずにメールを返信していたことが少し可哀想。

男性はいつまでたってもロマンティックなのかな。
PC復旧させて、大変な辛い症状の中も撮影している風景が残っていて涙が出た。
ここまで人を愛せる人が本当に素晴らしいと思った。
残された3ヶ月間、何をしますか?
一番大事な人に何を残してあげたいですか?
と問いかけられたような映画だった。
私はきっと弱いから大切な人たちに知らせてしまうかもしれないし、自分が死んだあとのことより今何をしたいかを優先して思いつくことをあげてしまうと思う。
本当に大事な人に幸せになってもらえるように、前を向いて生きてもらえるようにってたくさん考えた結果がこれだったのかなと思った。
最初は嫌悪感を感じたけど、永遠に一緒にいてあげてほしかったと思えた。