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ゴッホ 真実の手紙のkanappeのレビュー・感想・評価

ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)
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銃で自殺し、死後才能が認められた事で有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホの画家人生を分析した映画。
埋めることの出来ない孤独と画家としての苦悩の旅。弟のテオに宛てた手紙に沿って構成されています。

「ひまわり」や「星月夜」など黄色や藍色などを多用したポスト印象派の画家というイメージが強かったのですが、実は初期の作品は地味で素朴だったことに驚き…!
ミレーに強い影響を受けていて、「種をまく人」は何度も模写したとか。余談ですが「種をまく人」を実際に見た時、素朴ながらも絵からリズム感を感じる素晴らしい作品だったのを覚えています。ゴッホもそんな点に感動したのかな。

主演はベネディクトカンバーバッチ。カメラ(視聴者)に向かって撮影されていてまるでそこにゴッホがいて、語りかけられているような感覚になります。
映画というよりBBC制作のドキュメンタリーなので1時間でサラッと見ることができました。
ゴッホの作風の移り変わりや人生について手紙という証拠を使って詳しく説明されているので彼の人生について知るのにはとても良いと思いました。