ぴよさん

ゴッホ 真実の手紙のぴよさんのレビュー・感想・評価

ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)
-
浮世絵が好きだった話は小耳に挟んでいたけれどあんなに一瞬だったのね
手紙のみで語られる50分間 綺麗すぎるぐらいに収まっていて怖いぐらいだった
BBCって言われなくても分かるぐらいの

文脈から伝わってくるセオドアの愛情
独房に近い病室で生きながら死んでいるような、重く苦しい閉塞感がこちらへ近づいてくる

まずは模写から始めていくの、彼なりのモットーだったのだろう
ベネディクト・カンバーバッチの、歴史の偉人との親和性の高さをここ最近鑑賞した作品で改めて感じることが出来ました

淡々と、且つ入り込みすぎず、あくまで語り部としての側面を残しつつ、'そうだね' 'そうだったよね'と一緒に頷きながら観ているとあっという間に終わってしまった
しかしそれ以上の満足感があった
少々小綺麗すぎた感じはある
ぴよさん

ぴよさん