ゆみな

僕らの青春白書のゆみなのレビュー・感想・評価

僕らの青春白書(2014年製作の映画)
3.5
この間観た映画で気になっていたキム・ヨングァン目当てに観賞。
これ青春映画としてはかなり良かったですよ!学生時代の青臭さとか、根拠もなく突っ走ってしまう無敵感。そして、初めての恋が永遠だと信じてやまない純粋さ。大人になると忘れてしまうそんな感情を呼び覚ましてくれるような映画でしたね。好き。

主要人物は4人。
田舎町に暮らすジュンギル(イ・ジョンソク)は、クラス全員の女子とデートしようと目論むチャラい高校生。ジュンギルの幼なじみの不良娘ヨンスク(パク・ボヨン)は、小1の頃の出来事をきっかけにジュンギルに想いを寄せている。
そして、ソウルからの転校生ソヒ(イ・セヨン)と、工業高校の番長クァンシク(キム・ヨングァン)が絡んでくる感じかな。

序盤はヨンスクがどうしてそんなにジュンギルのことを好きなのか理解できなくて…でもその理由が明らかになると、痛々しいくらいの真っ直ぐな片思いに久しぶりに胸が高鳴ったよね。男がチャラくて女が硬派って設定もツボだった。あと、この映画はガチな喧嘩シーンがたくさん出てくるんだけど、女子が本気の殴り合いしてるのには萌えしか感じなかったですよね!それに比べてジュンギルは逃げ回ったり女の後ろに隠れるヘタレ野郎なんですけど、それをずーっと観ていたからか彼が最後に男を見せるあの喧嘩シーンは痺れました。ま、結局のところ弱いんだけどさ(笑)

目当てのキム・ヨングァンは今回はオールバックのおでこ出しスタイルで、これもまたカッコよかったです。彼の片思いも私的には好きでしたけどね。ちゃんと諦めるとこも潔いと思ったし。

近いうちにまた観たいな~って思うくらいには好きでした。これ、いい映画だよね。
ゆみな

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