【殺る機械】
U-NEXTにて。何となく見る機会がなかった。見れば、これが2000年代に入っての映画かと呆…驚いた。
割と丁寧に作られ、最後は無理やり愛で包もうとしているが、要は“女闘美”で売るエクスプロイテーション。ロジャー・コーマン風女囚映画に、なんちゃってカンフーをトッピングしてハイ、出来上がり!
女を嬲ることは男にとってエンタメ!と堂々言い切っている。ヌルいサディスト向け。言い切っちゃったのに最後、愛に包んで隠そうとするから、映画の底が抜けちゃうんだよね。
いちばんの見せ場はコマ送り必至、マギー・Qさんの“ノーパンアクション”でしょう!(きっぱり)
…でもコレもなあ…実は“安心してください、穿いてますよ”詐欺だからなあ…。ヌルい。…チッ
マギー・Qさんは、好みもありましょうが概ね美しく、1割くらい超絶美人に撮られている。コレ、見どころでしょう!どっちかいうと相棒の方が、日本のアイドル風美人で惹かれたものの。
私はごはん食べながら等、何度かに分け目の肴として、ながら見した。そうでもしないと、長くて退屈なのに、妙にちゃんと作ってあるぶん集中力が続かない。
女アサシンズのコードネームはチャイナ・ドール。この名は適切。男がその肢体で遊ぶ妄想の産物だから。ターゲットが他人なら、美しき娼婦かつ殺しのテクニシャンを、好きなように動かしたいのが本音でしょう。ソコは割と、ちゃんと突いてくるよね。
<2024.9.5記>