狩猟解禁！獲物は人間！
近未来。異常気象が続く上に犯罪多発都市と化したロサンゼルスにて、麻薬組織が惨殺される事件が発生。ハリガン警部補は上からの命令に背きながらこの原因を追うというストーリー。
近未来ディストピアとリーサル・ウェポン、それに加えてプレデターをブチ込むとどうなる？な玩具箱映画。続編としてやや無理がある要素が多く、その影響かチープな点は多いものの漢気で言えば前作に負けず劣らず。なワケで今作も普通にクソ面白かった。
今作は前作以上に戦う為の好都合な条件が揃っているにも関わらず、主人公が問題児の警察であるが故に思った通りの戦闘や対応が出来ない。その上で多彩な戦闘技術を見せるプレデターを描く事で絶望感やゾクゾク感を上手く引き立てているのが良いですな。
ただホラー要素は半減。そればかりは仕方ない分、エンタメ性全開でまだ80年代の匂いが残る90年代初頭のアクションを思う存分に楽しめる。ダニー・グローバーが出てるおかげかその色がより一層濃く見えるのもまた味ですね。なので一見すればリーサル・ウェポンにも見えるw
まぁこれも前作から削がれた要素ですが、シュワちゃんに該当するマッチョがいないのが残念で残念で。一応初期案にはシュワちゃん演じるダッチが登場予定だったそうですけど...それさえ実現してくれれば良かったのに。何なら予定されてる新作にこそシュワちゃんを...これは関係ないか。
スタッフのお遊びで登場したエイリアンの頭蓋骨。まぁまさか後年コラボ映画が実現する事になるとはww
