ゆんぶりっく

プレデター2のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

プレデター2(1990年製作の映画)
3.2
シュワちゃん不在な本作。
「プレデター 都会へ行く」
な本作は金はかかっているもののいかんせん盛り上がりに欠ける残念な一本。
一時期セガールが“マーシャルアーツが得意なCIA精神分析官”役での出演の構想もあったと知ってビックリ。
ご破綻になったようですが、むしろそっちが見てぇ〜〜!

シュワちゃんにも脚本上の理由で出演を拒否され、紆余曲折あった本作。
前作からの続投キャラが居ないが故に、またプレデターとのファーストコンタクトを描かれると流石にダレる。
前作はジャングルで孤立した主人公が殺戮エイリアンに付け狙われる事にハラハラできる訳ですが、本作は人口が多いロサンゼルスが舞台のためプレデターが誰を狙うかの基準が曖昧。
そのためイマイチ主人公へのハラハラ感が必然性が薄くなっています。
そもそも
「このままプレデターを放っておくと大変なことになる!」
感が薄いんですよね。あの街プレデターが居なくても治安激ワルだし、殺し回ってるのマフィアとかばかりなんだもの…
プレデターの脅威に対する状況の打開パートもなく抑揚がないのが致命的な映画でした。

まぁ常に汗がギトギトの男が殴り合っている映画としては及第点な気もします。
あと主人公の武器がいい!
ゆんぶりっく

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