真田ピロシキ

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞(1956年製作の映画)
3.0
Amazonプライムを漁ってたら目に付いたこのタイトル。「非業の死を遂げた女主人に変わりその愛猫が化け猫となって復讐」というあらすじもあって膨らむ期待。さあどんなに恐ろしい化け物なのか。あら普通に可愛い猫ちゃん。しかし人に化けた猫ちゃんは容赦がない。憎き仇を見えない糸を引くかのようにグルングルンと振り回して(やられてる方の高い身体能力が要求されるアクションだ)、斬りかかられては姿を消しアクロバティックなバク転を繰り返しては間合いを詰めて分身の術で集団リンチ!猫なので噛み付き攻撃もバッチリだ。悪人どもの鉄砲攻撃も体を張って受け止める。気ままな生き物と言われる猫にこのような恩義があろうとは黄門様も大感心。ちなみに黄門様一行は偉そうに出てきて余裕こいてたら全員痺れ薬飲まされて川に沈められそうになった所を偶然漁師に助けてもらう役立たずっぷり。黄門様、水戸のお金で観光旅行してるだけじゃないですかーしっかりしてくださいよー