TAKING CHANCE/戦場のおくりびとの作品情報・感想・評価

「TAKING CHANCE/戦場のおくりびと」に投稿された感想・評価

あん

あんの感想・評価

3.6
戦没者がここまで敬意を持って故郷に返されるとは知らなかった。
途中から背筋を伸ばして正座して観てしまった。
最後にこの戦死したフェルプス一等兵の実際の写真が出てきて同じ年齢だったのでグッときた。2004年に彼は戦死し、私はその頃夜遊びに夢中だったなぁ…。はぁ。情けない…。
平和な日本にしてくれた御先祖に感謝です。
Hiro

Hiroの感想・評価

4.8
只、厳かにゆっくりと敬礼を捧げます。
戦死者を遺族の元に送り届ける1人の海兵隊員の物語。
思わぬ良作に出会えました。
派手さはないですが、一つ一つの演出がとても丁寧で、心に残ります。
2004年当時のアメリカ国民の戦死者に対する敬意の表し方に感動しました。
何故15禁なの?
宇宙太

宇宙太の感想・評価

4.6
Amazonプライムにて

1時間ちょっと淡々と進んでく作品だったけど心を鷲掴みにされる作品でした。

戦場ではないアメリカ国内に住んでても戦争当事国の人間なんだと想像させられるって意味で、飛行機機内で相席した女の子とのシーンが印象に残った。

ケヴィン・ベーコン、渋くてカッコ良かったですね
Seiya

Seiyaの感想・評価

3.5
敬意を表するのに、目に見える・見えないは関係ないことを深く心に刻んでくれる。
意図せずして戦死者をおくる兵士の話を連続で観ることになった。ストロボル中佐も水島と同様、“自分がいま生きていること”に折り合いをつけようともがく。映画やドラマでもよく上官が遺族に遺品を手渡すシーンなんかは観られるけど、アメリカではここまで手厚く葬られるのかあ。民間人までもがあまりに敬意を払っているので思わずプロパガンダ映画かと邪推してしまった。もちろん、イラク介入や戦争そのものを肯定するような作品ではないし、誰しも故人の尊厳は否定しようがない。旅を終えた時、なんだかこちらまでチャンスに親しみを覚えていた。ケヴィン・ベーコンの多くを語らない演技が作品により深みを与える。そういえばマシュー・モリソンが本当にチラッとだけ出ていた
なんで同郷というだけでここまで感情移入するんだろうと不思議すぎて途中かなり微妙だなと思ったけど、最後の最後に全てが繋がって、グッと引き込まれました。
Ami

Amiの感想・評価

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きろく

あらすじ:戦死者を故郷へ送り届けます。

日本の戦争映画やドラマで、帰還兵が戦死した仲間の遺骨を持ち帰るシーンを目にすることがあるが、アメリカは土葬なので遺体を持ち帰ると言ってもそう簡単にはいかない。
それよりも、階級に関係なく一人ひとりの戦死者に敬意を払いながら実に丁寧に遺体を取り扱いお見送りをする、その過程にとても驚く。

この映画は、アメリカ海兵隊のストロボル中佐(ケヴィン・ベーコン)が自ら志願して、イラク戦争で戦死したチャンス・フェルプス一等兵の遺体を両親の元に送り届ける旅を描いた実話である。
ストロボル中佐とチャンスは面識がない。
志願の理由を「同郷だから」と言っていた中佐だが、実はそれだけではなかった。そのへんは終盤で明らかになるんだけれども、ある退役兵のおじいちゃんが実にいいことを言うのである。
きっとストロボル中佐は心が少し軽くなったに違いない。人は誰かのちょっとした言葉で救われるものだ。これはチャンスの棺を目の前にした遺族も同じである。

戦闘シーンもグロシーンもない。セリフも少なく淡々と進む静かな映画だけれど、一つひとつのシーンにぐっと胸に迫るものがあって目頭が熱くなる。
国旗をかけられたチャンスの棺。霊柩車に気付いた数台の車がヘッドライトをつけ後続して走る光景はたまらないし、あれこそがアメリカなんだなあと思った。

この作品は戦争を正当化するものでも、戦死者を美化するものでもなく、純粋にアメリカ国民の愛国心と死者への哀悼を描いた映画であると思う。
テレビ映画だからかレンタル店にはなくてAmazonプライムで視聴したわけだが、これはもっと多くの人の目に触れてほしいし、機会があれば是非ご覧になっていただきたい。おすすめです。
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