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軽蔑のmiのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
4.0
男として、映画人としての葛藤に次ぐ葛藤が同時並行で描かれてるのすごい。
商業と非商業の狭間で葛藤するゴダール自身の心情の吐露。
モンスターみたいなプロデューサー像もゴダール目線なのだろう。
嘘みたいなロケ地と建造物の美しさ。インテリアの配色具合。
劇中劇の「オデュッセウス」むちゃくちゃおもんなさそう。"予感"を映像化したようなお得意の編集好き。
きれいなおちり。いくらでも軽蔑してくれ!
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