安堵霊タラコフスキー

軽蔑の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
4.0
映画監督とその恋人についての話だったり、フリッツ・ラングを本人役で出演させてたり、ブリジット・バルドーの尻だったりと、ゴダールの私欲丸出しの私的な映画

だからなのか結構思想的なシーンも多くてそこまで切れ味の良いカットは見えなかったのだけど、後半の美しいカプリ島を存分に映し出した部分、特にラストシーンが溜め息の出るくらい優美だったので良しとしたい

それにしてもキャスト名見るまでアメリカ人プロデューサーがジャック・パランスだって気づかなかった……シェーンのときとも全然イメージが違うし