great兄やん

軽蔑のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
3.7
一言で言うと「複雑な女心」
[あらすじ]
劇作家のポールのもとに、辣腕プロデューサーのプロコシュがシナリオの書き直しを依頼しに来た。フリッツ・ラングが監督する新作『オデュッセイア』があまりにも難解すぎるからだ。打ち合わせの後、プロコシュの自宅へ招かれたポールと妻カミーユだったが、後からやって来たポールにカミーユの態度は冷たい。彼女が何に対して怒っているのか、二人の仲は自宅へ戻っても変わらない。あんなに愛し合ったのに、ベッドを共にする事も拒絶するカミーユ。やがて、映画のロケのためにカプリ島に出かけた際、ポールはカミーユとプロコシュがキスしている光景を目にする...。

本当は『ミッションインポッシブル3』が観たかったけど、アマゾンプライムの期限が切れたので急遽借りてたDVDを観ることに...
明日中に借りて観なきゃマジでヤバイ( •̀ㅁ•́;)

まぁこんな話は置いといて...お久しぶりです。ゴダール先輩(;^ω^)

前に観たのは『アルファヴィル』だから...約半年ぶりのゴダール作品ですね😅

今までゴダール作品は3本観ましたが、その中でも比較的わかり易いストーリーでした。

とにかく複雑ですね..女心って(-_-;)
自分でも注意深く観てたつもりが、一体どこでカミーユの不機嫌のスイッチが入ったんだ?って思っちゃうくらいすごーく複雑で難しかったです。

まぁ多分ポールが強制的にあの車に乗せたことで始まったんだろうけど...それにしてもその居心地悪い雰囲気が別荘から始まり、アパート→映画館→島へと続くんで、観てるこっちもなんか変な汗が出てくる始末...もし自分自身が女性とああいう雰囲気になってしまったらって思うと...軽くゾッとしますね😰

やっぱり自分は男だからか女心がハッキリと分からないけど、これが女性だったらもう共感しまくりの映画じゃないかな...

ゴダールの撮影技法やら独特の詩の言い回しなどをもうちょい気にしながら観たかったんですけど、とにかくカミーユの不機嫌な理由を探るのに必死で全然他の事に集中できんかったです😅www

まぁ...結局分からずじまいですけど(^_^;)