えびちゃん

軽蔑のえびちゃんのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
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一度目が醒めてしまえば、あなたを軽蔑する…。
ゴダールがストーリーを大事にしているとは驚き!7,8年前にDVD購入してこのたびようやくシュリンクを切るに至ったんだけど、まんまと好きな作品になってしまった。恋人と喧嘩した時などに観るといいかも。もちろん戒めのために。べべのキレ方とわたしのキレ方がそっくりでよぅ…涙
実はグラビアが好きでよだれ垂らしながら女の子たちの美しい身体を拝ませていただいているんだけど、ベベに敵う女の子はいまだにいないと思っている。上品なのに妖艶、肉感的なのにヘルシー、優雅な身のこなしなのに子供のようなあどけなさ。脱がせたくなる体、ずっと見ていたかった。北半球までしっかり丸みのあるおしりはこの世の宝。
石井ゆかりさんが愛は水槽の魚のようにこまめなお手入れが必要とおっしゃっていた。いつも愛の水を新鮮にしておくために、心を遣い、頭を使い、手足をちゃんと動かす必要があると。まったくその通りで、最も近い距離だがあくまで他人であるパートナーに、寄りかかるのではなく本当に相手のためを思った行動をしなくては見限られてしまうよね。好き、とか、嫌い、とはまったく違う次元の心の置き場"軽蔑"。人の心とは繊細で、なにより自由だ。だから惹かれ合うのだろうし、だから失望するのだろう。
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