軽蔑の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「軽蔑」に投稿された感想・評価

貝崎

貝崎の感想・評価

4.5
高校生の時、ワケもわからず観て以来のゴダール。その時の気持ちとほとんど変わってないことは確認できた。ゴダール作品おしゃれでかっこいい。⤴︎⤴︎

カミーユ(ブリジット・バルドー)の軽蔑のわけも不機嫌な態度も二転三転する言葉もほとんど理解できる。不機嫌の理由を考えもせず「どうして」と聞いたり、答えられない気持ちを汲もうとせずしょうもない愛の言葉を囁いて機嫌取り、すべてを諦めて仕舞いには怒鳴り散らす。みごとに全部的からはずれてて呆れる。なんでわかんないのか全然わかんなくて、イライラする。
底抜けに明るい海の青と黄色いバスローブと真っ赤なタオル。感情を色であらわすのなんかステキじゃないですか。

ゴダールの作品は好き嫌いに分類できず、理解したいという使命感に駆られる。色の使い方や撮り方台詞の言い回しにどんな意味やオマージュが込められているのか一通り楽しんだら、いつか知りたい。
moka

mokaの感想・評価

4.2
カミーユは私がなろうとしたってなれないタイプの女なのに、彼女の軽蔑も行動もすごく理解できるのが訳わからないし、美しさと残酷さのバランスにやられっぱなし

これはわたしの映画だと思った

心とリンクしすぎたけど..影響されたら辛いので、余韻は必死に断ち切った。笑
119
HAY

HAYの感想・評価

3.5
軽蔑する瞬間

冒頭から うつ伏せになったバルドーの裸身の曲線美にうっとり

"人々に安らぎを与えるのは もはや
神の存在ではなく 不在なのです"
やべーと思いました。殺したかったんだろうなと思いました。
なんとなく、急に何もかも嫌になるんだよな。
insomnia

insomniaの感想・評価

3.4
何と独特な世界なのか。
とても理解出来ないと思いながら見進めていくと、ラスト20分頃にはカミーユの気持ちがわかり始めて、また分からなくなった。
そんな時悲惨な結末。
振り回されたような感覚です。
ゴダールが“軽蔑”していたのは一体。


芸術ではなく、大衆としてのものとなっていく映画。
思い通りにならない自分の人生や映画制作とともに、夫婦関係における男女のすれ違いに焦点を当てた本作。

どうして上手くいかないのか?
自分の思い通りに進まない事象に苛立ちを隠せない。
これは本当に自分がやりたいことなのか。
なぜ彼女は何も答えてくれないのか。
なぜ映画は商業主義へと進まざるを得ないのか。


悲観的に進んでいく物語。
すれ違う男女の愛。
相互的な理解が及ばず、どちらも一方的に進んでいく関係。
昨日愛していた彼女は今現在には存在せず、昨日愛されていた自分はまるで手品のように消えてなくなっている。
愛というものは不変ではなく、常に変化を続ける。
それは映画の世界も同じことで、芸術性と大衆性が共存できるなら満足だが、現実ではそうはいかない。
映画の観客たちも変化を続ける。
愛の感情は言葉では伝わりきらないし、映画という感情も映像では伝わりきらない。
そこに自身の無力さを感じる。


映画制作を舞台にしたと聞いたときは、トリュフォーの『アメリカの夜』のような作風に仕上がっているかと思いきや、恋愛に対する男女の価値観の違い及び、ゴダール自身のアンナ・カリーナとの結婚生活の難しさを描いている。
この作風は『勝手にしやがれ』からあまり変わってないねぇ。
ゴダールが影響を受けた溝口やロッセリーニのオマージュがあるし、本作は自伝的な要素を強く感じた。
ラストまで観ると、『勝手にしやがれ』、『軽蔑』、『気狂いピエロ』は一つのテーマとしての繋がりを感じるよう。
1965年にアンナと離婚しているので、この時点で既に亀裂が入っていたことがうかがえる。
主演にアンナではなく、ブリジッドをキャスティングしている時点でね。

『女と男のいる舗道』のアンナ・カリーナの髪型を思わせるかつらをB.B.に被らせたり、裸にさせたり。
つくづくゴダールはめんどくさい男である。
良くも悪くも、前期のゴダールはアンナのおかげで変化を続けられたのかもしれない。
御年88歳にして、未だに新作を作るなど、映画の先端を走り続けるゴダールに感動。
cameasi

cameasiの感想・評価

5.0
観ました記録。
また書きます。
TaeTae

TaeTaeの感想・評価

3.5
ミシェル・ピコリがジェーン・フォンダと共演した"獲物の分け前"では若い後妻が自分の息子とできてしまうが、それと比べてしまうと本作は物足りなかった。