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「軽蔑」に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【『オデュッセイア』とゴダール】
※『イメージの本』公開記念!ブログより転載

本作はストーリーの基礎と呼ばれているホロメスの「オデュッセウス」を多層構造で描いた作品だ。「オデュッセイア」はあるきっかけで地獄の淵に追い込まれた男オデュセウスが命がけで生還するカタルシスを描いた作品だ。本作は、フリッツ・ラングが「オデュッセイア」を映画化する様子をベースにした映画だ。

ゴダールお得意の引用も健在冒頭から、カイエ・ドゥ・シネマの名評論家アンドレ・バザンの「映画とは欲望を映し出したもの」という発言を冒頭に持ってくる。

「オデュッセイア」という口承文学をいかにして映像化しようとするのかというシーンと主人公が恋愛において窮地に陥る様子に「オデュッセイア」性を反映させていく様子をかませていく。

そしてセクシー女優ブリジット・バルドーの彫刻さながらの肉体を前面に映し出すことで冒頭の引用を回収する非常に高度な脚本を展開している。それでもって、ラスト。「オデュッセウス」ものという定石を外す。

ゴダールの作品群の中でトップクラスなまでに、洗練された無駄のない映画となっている。

ゴダールは常に、「映画とは何か?」を徹底的に批判し、映像化してきたのだが本作ほど、キレッきれな作品にブンブンは感動を覚えたのであった。
simz

simzの感想・評価

4.5
最高で
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
シネマスコープだからか、イタリアの広い海をはじめ横幅を感じさせるようなカットやアイテムが多かった。
2人の場面は引いた目線からのものがほとんどだったけれど、ただ周囲を写したかっただけではないような気がした。
L

Lの感想・評価

3.8
何回も見るとジワジワくる
No.403[ゴダールとカリーナ、ピコリとバルドー] 90点

トリュフォーの『アメリカの夜』に対するゴダールの映画製作映画。ジョルジュ・ドルリューが音楽を担当するとこまで同じだが、トリュフォーが超つまんなそうな映画『パメラを紹介します』の監督に自分を当てたのに対して、ゴダールは大好きなフリッツ・ラングを監督に当てているのはどう見れば良いのか。"私なんぞ監督になんか値せん…"と謙ってるのか、それとも"あのラングも今や若い俺の手中に"という考えもあってのことなのか。

現代なら誰を出す?フランスならヴァルダが死んだ今、ゴダールしか残ってないのか?(あ、ロジエがいたわ)だから、ゴダールさんよ、誰かがこの映画のパロディやって、あんたを監督役に当てるまで死なないでくれよ、多分依頼があっても断ると思うけど。

さて、ドルリューの音楽と自然情景とフリッツ・ラングで私の感情なんぞ簡単に持ってけるのはご存知の通りだが、ゴダールは典型的な夫婦喧嘩の夫サイド言い訳映画である『イタリア旅行』を映画館の背景ポスターにもってくるあたり、"いや~愛とか分っかんね~♪むつかし~い♪"とか言いつつ、自分は悪くないと心では思っている感じが透けて見える。ただ、ロッセリーニはバーグマンのことを"困ったちゃん"みたいに撮ってロッセリーニ本人をあまり映さないことでほぼ誘導尋問な自己擁護を図っていたが、ゴダールは自分をそのまま描いているので一応観る人間に判断は委ねられることにはなっている。まぁ、ゴダールの人間性に問題がありそうなのは彼の映画群からも伝わってくる。

結局、いつものゴダール作品同様、本作品もインテリゲンチヤな会話やら引用やらをたくさん含んでいてよく分からんけど、それで良いのではないか。ゴダールの研究とか死ぬほどされてるし、逐一解析する時間があったら別の映画を見るべきだし、分からんなりに原文ママの好きな台詞があったらそれだけ胸にしまっとけばいいし、などと言い訳しつつ、再見を願ってポチったのでした。もう一回くらい観れば分かるんじゃね。以上。
Renton

Rentonの感想・評価

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軽蔑とは唐突に訪れるそして戻れないもはや嫌いと言われるより悲しいし苦しい
ただあの男がそんな軽蔑されることしたか?と思う
Audrey

Audreyの感想・評価

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推されたので観ました。
nan

nanの感想・評価

3.5
B Bが可愛い
フランス女子好きとしてはそのために見た

やっぱりゴダール

ストーリーは分かりにくい、心情の変化の部分が詳しく描かれてないから?
あらすじしっかり読んでなんとかストーリーが追えたけど初見ではなぜか急に塩対応?!ってなりました。
でも未だに好きな映画