人類最後の12時間…
『ナイスガイズ』のアンガーリー・ライスちゃんが出演。
主人公はネイサン・フィリップスという俳優ですが、過去の出演作は観ているようですが記憶にない俳優さんです。
作品としては、隕石落下や爆発、津波などの派手な描写はほぼありません(最後の方に少しあるだけ)。
なのでディザスター的な要素は期待しないで下さい。
実際には地球滅亡が迫った人間たちの、最後の12時間の生き方を描いたヒューマンドラマです。
“その時”をどう過ごすのか…
思った以上にシリアスで重い空気の映画でした。
オープニングは、自暴自棄な主人公ジェームズのクズっぷりに結構ドン引きです😓
ただアンガーリーちゃん演じるローズと会ってからは、ジェームズが少しづつイイ奴に見えてきます😃
道中でのジェームズと母親の描写は、胸にくるものがありました。
終盤でのローズの選択。
車を追いかける姿。
そしてまさかの、このタイミングでのローズの笑顔…
清々しくも切なくて、胸が張り裂けそうな何とも言えない気持ちになります。
主人公の何がしたいのかわらない行動、様々な登場人物のそれぞれの行動、全てが決して褒めらたものではない…
だがそれこそが“その時”の人間臭さを現しているような気がしました。
B級映画ですが、リアリティがあって色々と考えさせられる面白い作品でした😊
おまけ
パーティーの館でローズにちょっかいを出すおばちゃんが、何か不気味でコワイよー😨
プールで潜水で近寄って来るさまは、完全にホラーです😱
ただパーティーの館に入ってからは、アンガーリーちゃんがずっとドン引きの表情で、それがまた可愛らしくて良かったです😅