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ファイナル・アワーズのtotoruruのレビュー・感想・評価

ファイナル・アワーズ(2013年製作の映画)
3.1
人類最後の12時間…


『ナイスガイズ』のアンガーリー・ライスちゃんが出演。

主人公はネイサン・フィリップスという俳優ですが、過去の出演作は観ているようですが記憶にない俳優さんです。


作品としては、隕石落下や爆発、津波などの派手な描写はほぼありません(最後の方に少しあるだけ)。

なのでディザスター的な要素は期待しないで下さい。

実際には地球滅亡が迫った人間たちの、最後の12時間の生き方を描いたヒューマンドラマです。


“その時”をどう過ごすのか…


思った以上にシリアスで重い空気の映画でした。


オープニングは、自暴自棄な主人公ジェームズのクズっぷりに結構ドン引きです😓

ただアンガーリーちゃん演じるローズと会ってからは、ジェームズが少しづつイイ奴に見えてきます😃

道中でのジェームズと母親の描写は、胸にくるものがありました。


終盤でのローズの選択。

車を追いかける姿。
そしてまさかの、このタイミングでのローズの笑顔…

清々しくも切なくて、胸が張り裂けそうな何とも言えない気持ちになります。


主人公の何がしたいのかわらない行動、様々な登場人物のそれぞれの行動、全てが決して褒めらたものではない…

だがそれこそが“その時”の人間臭さを現しているような気がしました。


B級映画ですが、リアリティがあって色々と考えさせられる面白い作品でした😊




おまけ


パーティーの館でローズにちょっかいを出すおばちゃんが、何か不気味でコワイよー😨

プールで潜水で近寄って来るさまは、完全にホラーです😱


ただパーティーの館に入ってからは、アンガーリーちゃんがずっとドン引きの表情で、それがまた可愛らしくて良かったです😅
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