このレビューはネタバレを含みます
いわゆる救いようのない映画シリーズ‥
今作の一番の問題は作品自体の時間が短い事
次に設定のあと12時間で世界が滅びる点‥
隕石の発見から落下までもっと時間があるはずなので、もう少し時間をかけて地球最後の日までを丁寧に描いて欲しかった。
あとはシナリオ‥
いきなり、あと12時間で世界が滅びますではなく、そのずっと前から街では略奪とかもあるはずだし‥
政府の動向も全く見えないし‥
あと、一般的に考えて、最後の日に全く知らない子供の父親探しはしないと思うし‥
リアリティを出すためだろうが、セックスとドラックの描写が多いのはいただけない。
もし、父親探しのロードムービにするなら、絶望的な色々な人の出会いや人間ドラマを描いた方がラストのシーンも重みが増していたはず‥
終盤の別れに見せた少女の一瞬の表情は、最初の時と違って少しだけ大人に成長した感じがしたし、泣きながら運転する主人公にも感慨深いものがあります‥
自分が一番好きな「エンド・オブ・ザ・ワールド」には到底及ばずですが、元々 嫌いなテーマではないだけに、少しシナリオが残念でならない‥