Yuta

光をくれた人のYutaのレビュー・感想・評価

光をくれた人(2016年製作の映画)
3.9
【頼みがある 紙と鉛筆が欲しい】

舞台は、オーストラリア西部・ヤヌス島。
灯台守と2人の母親の運命の物語。
トム・シェアボーン役のマイケル・ファスベンダーさんは、第一次世界大戦の帰還兵で最愛の妻と娘を愛する所が最高に良かったです。髭そりのシーンは最高に良いです。
イザベル役のアリシア・ヴィカンダーさんは、子どもを産みそうな所は女性は大変だと思い近くに支える人が必要だと思ったり演技も凄くて大変な役だと思いました!
ハナ役のレイチェル・ワイズさんは、産みの母親でハナさんがドイツ人男性に惹かれるシーンは良かったです。娘が戻って来てからの会話は良かったですしいい娘に育てたんだと思いました。あれからのハナさんを見たかったです。ハナさんのその父親は、ドイツ人男性で本当に優しいん良んですが周りの人たちからナチスだから結婚に反対が多くドイツ人だからって裏切りの人ではない。そういうの決めつけないで欲しい。どんなに最愛の娘に愛を注いで来たか見てほしい。

冒頭、灯台を見守るためとイザベルが住む家を何度も訪ねたりの行ったり来たりでイザベルと意気投合をし2人は結婚をし2度も流産をしてしまいある日、海からボートが流れていてその中には、男性と赤ちゃんが居て男性は亡くなっていて娘を育てることに遊んだり大きくなって本当の両親だと信じてしまう。またしてもある日、産みの親が居たことが見つかり、スピーチの時にも産みの親がいて大きく心が揺れる。
2人の母親をどっちに行くのかは娘次第。晩年の時、トムとイザベルの日常生活が描かれなくてちょっとどういう生活で暮らしていたのか気になりました。最後の2つの手紙の時は泣いてしまいました(T . T)
波の音も良くて灯台付近のオレンジ色の景色がとても良かったです‼︎

予告編でラスト10分泣くと言うのは良いんですけどポスターのキャッチコピーでは、「ティッシュ会社の株価が上がるほど、観るものは涙するに違いない」ことは書かなくて予告編に入れたらいいと思いました。
あと、撮影中にマイケルさんとアリシアさんが恋に落ちてしまいそのままいい関係を築いて欲しいなと思いました!

いつかは、映画館で1日3本以上観たいと思っています。
Yuta

Yuta