「女性に変更？良いじゃないか！」
知らないものはいないであろう超有名映画、28年振りの新作。続編でもなくリメイクでもなく、リブート。あくまでリブート。なので原作以外のほぼ全てが変わっていると言っても過言ではない。かなり昔なんで原作はあんまり覚えてない体で感想を述べる。
一番の変更点は主人公たちが男性から女性に変わってるコト。このコトが公開前から物議を醸してたが、この変更は全然アリでしょ。女性に変わったコトで活躍しようが常に日陰者扱いされててヘイトが溜まるが、ラストのカタルシスの為の前フリだしな。キャラも皆それぞれ立っている。
視覚視点からも煌びやかで楽しい。多分、3Dで観たらもっと楽しかったろうなーと思った部分も多々。ゴーストを退治するアクション部分も女性だからってナメてちゃ困るってぐらいグリグリ動いていて爽快だった。
不満点はコメディ部分が自分のツボに合わなかったコトかなー。振り返ってみると笑えたのは総じてクリスヘムズワース部分であり、女性4人の掛け合いはあまり楽しくなかった。元の原作もちょっと苦手だったが、今回はそれ以上かも。まあ合う合わないはコメディの宿命だから仕方ないだろう。
エンドロールも色々と工夫凝らしてて面白い、サービス精神旺盛で視聴者を楽しませようとしている気概は伝わってきた。残念ながらコメディ部分は自分のツボには合わなかったが、それでも期待以上には楽しめた良作。名作映画のリブート版というプレッシャーの中、これだけの完成度は凄い。
