アキラナウェイ

ズーランダー NO.2のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)
3.3
僕史上今1番アツイ男(コメディ部門)!!
ベン・スティラー!!

前作ズーランダー、よくよく調べると2001年公開で、15年振りの続編だったとは!

え?時空が歪んだ?
彼らの若々しさもバカバカしさも全く変わらないよ?

セレブばかりを狙った連続殺人事件が発生!
被害者達は、伝説のスーパーモデル、デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)のキメ顔をダイイングメッセージとして残していた。インターポールの女性捜査官バレンティーナ(ペネロペ・クルス)は、デレクとハンセル(オーウェン・ウィルソン)に捜査協力を依頼する。

前作から色々あって、モデルを引退したデレク。
自分探しの旅に出ているハンセル。

ああ、ストーリーはどうでもいいや。
語るのもアホらしいストーリーです。

本作の魅力はやっぱり、豪華なカメオ出演。
序盤のジャスティン・ビーバーの登場からしてぶっ飛んでいる!!

He?She?
ベネディクト・カンバーバッチには吹いた!
キーファー・サザーランドも妊娠したし!?
アリアナ・グランデもいたよね!?
極めつけはスティング登場!!
皆んな、仕事選ばんの!?

ファッション界からも多数ご本人が登場していたけど、そちらの方面には明るくないので誰が誰やらわかりません。

ただ、前作以上に感じたのは、登場人物(特に主役のデレク)がおバカ過ぎて、会話が成立していないイタさ。

数々の言い間違い、それは実は英語を少し言い換えたアメリカン・ジョークなんだけど、和訳して字幕にしようとすると無理が生じて、全く会話が成り立っていない。

お陰で会話は滑りがちで、笑えるのはキャストの豪華さとデレクのキメ顔、後は前作同様強烈なキャラとして存在感抜群のムガトゥ(ウィル・フェレル)。

つまり笑いのポイントが前作から全く進歩していないのが残念。

いや、おバカ映画だとわかってしまったから、観る側の集中力も落ちているのも原因なのかも。

良くも悪くも変わらない。
15年も経ったのに…。

でも勢いでエンディングまで引っ張られて、エンドロールのノリも最高だから、まぁいいか。

あー!!バカバカしい!!