どーもキューブ

スーパー・ヴィクセンのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

スーパー・ヴィクセン(1975年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラスメイヤーのビィクセン石油店




1975年。
編集、脚本、監督ラスメイヤー。




知ったのは「映画秘宝」やらモンド雑誌からサントラやら。

大きな胸の女性を出す映画、それがラスメイヤー監督だ。

ひところラスメイヤーのDVDボックスが出るとの噂。
その牽引者は、タランティーノに他ならない。

タランティーノが新作を撮るたびにトリビア影響作品が軒並みソフト化された。

ラスメイヤーボックスのとりわけタランティーノが褒めていた「ファースタープッシーキャットキルキル!」が見たかった。
みたらやたらキッチュなバイオレンス映画だった。どこぞのブランドとコラボシャツなんてのもありました本作。

のちラスメイヤー代表作といわれるメジャー作品「ワイルドパーティー」がDVD化。ハリウッド芸能スキャンダル映画としてしっかり異彩を放つ作品であった。

タランティーノの最新作は、恐らく「ワイルドパーティー」タラちゃん版になるんではないのかな?と踏んでる「ワンアポハリウッド」楽しみだ。

そんな中古鬼高価なラスメイヤー作品が、IVCから低価格で発売。
とびついて「ファースタープッシーキャットキルキル」ゲット!次に中古屋で買ったのが本作「スーパーヴィクセン」だ。

棚から1枚掴み鑑賞となりました。



物語は殆ど無いにひとしい。スーパーヴィクセン!
とあるガススタに勤める男。ヤル気満々妻の電話、誘惑する客。謎の保安官。さあ長く薄い物語のはじまりはじまりみたいな感じ。

ラストは無駄にファミコンのようなアクションがあったりする。それは山からダイナマイトを投げ、男がよけて頂上の縛られた妻の為がけを登る。それも無駄に爆破が多くしっかり爆発!!ラスメイヤーのドンキーコングかと思ったよ。

本当3分に1回
暴力、巨乳、セックス、カーアクション
みたいな映画でした(笑)

けど喜ばれたんでしょうね。前半の暴力シーンも無駄にスプラッターしている。必見。

「映画秘宝」のラスメイヤーインタビュアーを読み返すと

俳優にはてのこんだ事をさせるとのこと。多分尺かせぎかなと。物語や言葉なんて1ミリもロジカルでなく、アクションと細かすぎる編集で魅せるラスメイヤー。編集は大事だともインタビュアーで言ってました。
退屈させないラスメイヤーのかつ軽く魅せる真意があったようで。ハードコアには全く興味ないともラス監督。
あくまでもソフトに着エロを撮るという路線のよう。

車もバキーやトラックなど面白い車が出てしかも無駄に長く運転シーンを魅せます必見。車好きだったようです。

あとたまに無茶苦茶意味のわからないカットが裸でスルーしたり、通りすぎますのでご注意。笑うカットなんかな?(笑)

ラストのある意味素晴らしく漫画的落ちは、タランティーノの「デスプルーフ」にも影響与えてそう。

だけど音楽はやたら良い。ハーシャルゴードンルイスもそうだけど、内容低俗だが音はしっかり陽気に整える。

いやあ益々全部見てみたいなあ。ある意味自由過ぎて凄い自主ソフトポルノにも見えるんだよなあ。こんなん日本でとるセンスないだろうという感じ。凄いです。



さて
ラスメイヤーのビィクセン石油店

男の子必見!
女性禁制でお願いします。

追伸
IVCのラスメイヤーフルコンプリートしてみようっと!

YouTubeで字幕無しからすぐみれそうだす。
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