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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレターのOnOrOffのレビュー・感想・評価

4.0
あーこれヴィムベンダースが監督であったか〜、なんとなく「なるほど」となった。

ルワンダの光景などはつらかった。間違ってもご飯を食べながらは観るべきではない(食欲失せる)。いつの時代も、武器を送り出しているのはどこなのか。表面だけでなく、根本を辿らないといけないと思う。

2030年のグレードリセットがきても、2045年のシンギュラリティ(だっけ?)がきても、この映画に映る大自然や少数民族の方々は、変わらぬ日々を送っているだろうか。少なくとも我々テクノロジーに侵された国の民よりは、健康に生きているのかもしれない…。人類再生は少数民族からになったりするのかもしれないな…。そんなことを思いながら観ていた。人間が操りきることの出来ないものを作り出した報いか。しかし欧米の支配者層だけはどんな世界になろうとしぶとく生き残りそうで嫌だな。
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