PANDADA

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのPANDADAのレビュー・感想・評価

5.0
大人気SFシリーズ「スター・ウォーズ」のサイドストーリーで、エピソード4のまさに直前のお話。

完成を控えた究極要塞デス・スター。その設計者であるゲイレン・アーソは致命的な弱点を仕組み、その設計図を反乱同盟軍に託す。反乱同盟軍特殊部隊ローグ・ワンは惑星スカリフのシタデル・タワーにあるその設計図の奪取を目指す、、みたいなお話。

エピソードIVの一番最初の字幕が流れていく画面に出てくる、
「反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。」
という部分を映画化した作品で、これがものすごい良い出来です。

本作のラストはエピソードIVの開始10分前で、話がシームレスになるよう、船の内装とか、反乱同盟軍の衣装とかを、きっちりエピソードIVに合わせてます。

加えて、本作、エピソードIVの両方に出るキャラのうち、レイア姫とターキン総督は顔はライブラリからのCGで作っているので、エピソードIVから40年近く経つ今観ても全く違和感ないです。
ものすごい技術ですね。

加えて新キャラ達も良いですね。
どれもそれぞれ魅力的。

空戦アクションもシリーズ屈指の出来ですね。

そして、ダース・ヴェイダー登場シーンは鳥肌モノですね。

「スター・ウォーズ」シリーズって、良きにしろ悪しきにしろ、やはり「ヴェイダーありき」の作品なんですよね。
どの話にも必ず絡む、というかヴェイダーの話を出さないのは「スター・ウォーズ」じゃないような。
新シリーズもそうですね、ヴェイダーから脱却しないのは悪い点でもあるし良い点でもあると思います。

エピソードIVの冒頭を知ってるから、結末は知ってるはずなのに、観ていてワクワクする本作。
正直、新シリーズよりも本作の方が面白いと思いますね(笑)。

ルーク・スカイウォーカーという「新しい希望」を見出す前の暗黒の時代の反乱同盟軍の決死の戦い。

ぜひ、御一観を!
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