fonske0114

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのfonske0114のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エピソード3の後~エピソード4冒頭のレイア姫が持つデススターの設計図の裏側に隠されたストーリー。

前半は登場人物の紹介もあってやや単調なものの、一時間過ぎたぐらいからの後半は戦闘機や銃撃戦など戦闘シーン満載でたまらない。

ビーチ沿いでの戦いはエピソード5の雪国とエピソード6のイウォークと闘った森を混ぜたようなシーンも。

スピンオフであり設計図を巡るストーリーとあってジェダイもフォースもセリフのみで登場はほとんどないが、盲目の人が超かっこよかったり、デススターが超脅威的だったりで、本編を壊さないいい具合でサイドストーリーとしてすごくよくできていた。
メインの登場人物がバンバン死んでいくが、これこそ本編を尊重した物語の構築故必要だったと思う。

そして恐らくこの映画の見所はラスト10分、ダース・ベイダーが出てから。
エピソード4時の闇と恐怖のみのダース・ベイダーが登場しフォースとライトセーバーで反乱軍兵士を次々と惨殺。暗闇から現れるシーンは逃げられない状況もあって恐怖と絶望しかなかった。
そんな漆黒のシーンがあっただけに、最後の白い服に身を包んだレイア姫とエピソード4につながるセリフ"Hope"はとてつもなく大きな希望のように感じられ高揚して終わっていった。

I've got a bad feelingのセリフも登場し、とにかくスターウォーズ愛にあふれた作品だった。
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