ディズニー制作のスターウォーズとしては初めての観賞。
父と娘の別れと再会。デス・スターの恐怖。反乱軍内の不和。団結の力。
とりあえず分かりやすい感動メッセージを詰め込んだような印象。
死に対しての恐怖が全体的に強く、そもそもの映画のテーマの1つになっている。
それは演出にもありありと表れていて、キャラクターの感情を強調するようにじっくりしたカットや長いセリフが多い。
また、反乱軍や僧侶など一般人から見たフォースという視点が描かれている。これはジェダイが出演しないからこそだろう。
彼らは恐怖の克服と忍耐ではなく、正義を貫くことと勇気をフォースと考えているように思う。
ラストの戦闘はスケールの大きさや武器の種類からしてスターウォーズ感が強い。
戦士1人ひとりに注目できるのも本作ならでは。
今までダースベイダーは恐怖を与えるためには誰か殺して死という結論を見せつけるもんだと思ってましたが、今回のようにちょっと痛めつけるようなやり方しますかね?
ただ、煙の中からライトセーバーと共に登場する演出は過去作を思い起こさせ、圧倒的戦力を示すのに効果的。しかもアガる。最高。