教祖カニパンダ

キング・アーサーの教祖カニパンダのレビュー・感想・評価

キング・アーサー(2016年製作の映画)
3.0
今作品は、長年語り継がれてきた『アーサー王伝説』を、最新の技術で映像化したらどうなるか、その答えの一つだと思います

監督はガイ・リッチー監督
私はこの監督の作品を
『スナッチ』しか観ていないので、主観でしか語れませんが、独特なカメラワークと個性的な音楽が、見事に調和している、素敵な作品を作る監督だと思っています

勿論、今作品でもその点は健在
冒頭、主人公の成長を描くシーンがあるのですが、カメラワークが魅力的で、世界観にグイグイと引っ張られる感覚があります

ストーリーラインも王道のハイ・ファンタジー物で、良くも悪くも安心感はあります

でも、個人的にはあまり刺さる作品ではなかったです…

そもそも、私がガイ・リッチー監督を知るキッカケになった作品は『スナッチ』
カメラワークと台詞回しに惚れ、一気にファンになりました

『スナッチ』は会話劇と個性的な人物
対してこの作品は、アクションに重きを置いた作品
軽快な台詞回しもありますが、アクション重視なので、どうしても印象には残りづらい…
それも相まって、少しイメージと違う…となってしまったのかもしれません

監督の作品を全て観た後で、今作品を観れば印象が変わるとは思うのですが、今の私にはこの評価となります

ただ、これは個人的な意見ですので、一般的なハイ・ファンタジー物として観れば、十分にハイレベルな作品だと思います

剣戟が好きな方にはオススメな一本です\\\\٩( 'ω' )و ////