残念。
この言葉しか出ない。
ガイ・リッチーらしい軽いタッチ、軽快なテンポ、リズミカルなアクション。
それの全部が悪い方に行っている。
もう軽いというよりは薄いという印象。
まず、アーサーをテーマに据えるのならば一人になってしまった、彼の成長に伴う苦しみをもっとしっかり描くべき。
そこを軽くしてどうする!
ホームズやアンクルでは許せても、これは許せなかった。
おかげで、チャーリー・ハナムが物足りなくみえてしょうがない。
それ以外のメイジや仲間たちの情熱や苦悩についても表面を撫でているくらいの掘り下げだし…
頑張って悪のオーラを全開にするジュード・ロウ。
しかし、彼が道を踏み外す理由も語られないまま。
あの水の中のやつらはいったい?
あ〜消化不良。
劇場だったら、もう少し違った感想になったのかな?
ガイ・リッチー!
次は頼みますよ!