幼い息子を事故で失くした夫婦は傷を癒すためにも養子のコーディを受け入れる。しかし彼には特殊な能力があって……
『オキュラス 怨霊鏡』
『サイレンス』の
!!マイク・フラナガン監督!!
によるファンタジーホラー。
同監督には期待を寄せているので鑑賞。
「僕は寝ちゃダメなんだ…」
発想は面白く、映像表現も良かったがストーリーがイマイチな作品
“少年が眠ると夢に見たものが現実になる”
というバトル漫画とかだったら無敵な設定を上手く活かすホラーなのだが、そもそも演出がそんなに怖くない。ファンタジーに寄った方がこれは面白くなったパターンですね。
死んだ息子に再会できたり、ありえない量の蝶々が飛んでいたりとほっこりなシーンの方が多かった印象。
主演は子役からずっとパッとしないケイト・ボスワース。
ヒステリックな母親が似合う年齢になっちゃいましたね。
『タイタンズを忘れない』の頃は可愛らしい少女だったのに…
そして夢見る少年役が『ルーム』の天才子役ジェイコブ・トレンブレイ君です。やはり可愛くて天才。
同監督の中では抜きん出て面白いって程ではなかったが、結末の展開も含めて嫌いになれない映画でした。
フラナガン監督短い間にポンポン映画を作っているので今後にも期待です。
ファンタジーホラー好き、天才子役ジェイコブ君を堪能したい方、そして最近悪夢にうなされている方にはオススメの作品。