このレビューはネタバレを含みます
あらすじ
悪夢を現実化させる特殊能力を持つ少年を引き取った夫婦のサスペンススリラー。幼い息子ショーンを亡くした夫婦マークとジェシーは、新たな人生を歩むべく8歳の少年コーディを養子に迎え入れる。しかしコーディは夜になってもなかなか眠ろうとせず、蝶の図鑑を眺めてばかりいた。ある晩、リビングで過ごしていた夫婦の前に、突如として美しい蝶の群れが出現。さらに別の晩には、死んだはずの息子ショーンが姿を現わす。この不思議な現象がコーディの夢から発生していると知ったジェシーは、ショーンと会いたいがためにコーディを眠らせようとするが……（映画.comより引用）
サスペンス/ホラー
怖さ★
ストーリー★★★★
ご都合主義★
綺麗に完結★★★★
音楽★★★
母親にイラっ★
オススメ★★★
総合評価★★★★
［綺麗なホラー映画］
ホラー映画と説明するより、綺麗な1つの物語寄りといいたい作品でした。映像もストーリーもすごく綺麗だった…怖さは全然なかったので、ホラー苦手か方でも大丈夫かと。ホラー要素も驚かせる系とジャパニーズホラーのようなじめっとした怖さをうまく使い分けている感じでした。
映画に出てくる子供が基本的に嫌いなのですが、この物語に出てくる子供はとても良い子だったのでイライラせず見れました。流石凄い子役くん。
ただちょっとご都合主義感はありましたね。でも映画だしの一言で目を潰れるレベルなので問題なし。
しかしパパさん…めっちゃいい人だったのに…結局戻ってこないんですか…涙
母親も悪い方じゃないんですが、前半はちょっといらっとしますね。後半からは目覚めし母。パパさん超いい人だったので生きていて欲しかったですね…しかしこれならストーリー的にやられてしまうの母親でも問題なかったのでは…ゲフゲフ。キャンカーマンの正体に合わせたのですかね。
キャンカーマンと言えば、悪夢系なので都市伝説の怪人や悪魔オチかと思ったら癌→ Cancer→キャンカー→キャンカーマンだったんですね。見た目ダサいなぁ（ゲフゲフ）とか最初思ったのですが、それもちゃんと意味があり…ラストになるほどねと感心してしまいました。
もぞもぞっとした何かを残すタイプのホラーが多い中、実に綺麗に纏めてあった物語でした。
ホラー他75
