カテリーナ

リオ、アイラブユーのカテリーナのレビュー・感想・評価

リオ、アイラブユー(2014年製作の映画)
4.0
ブラジルのリオデジャネイロを舞台に複数の監督が短編を撮ったオムニバス映画

リオの街をこれでもかと
空撮で舐め回す
海に浮かぶ美しい島
白い砂浜に青い海
アメリカの西海岸とは違う
種類の美しいビーチを映し出すカメラワークいい仕事してます

ジゴロインニューヨーク繋がりで
ジョン・タトゥーロが再び
バネッサ・パラディと共演、監督
もしてる今作は倦怠期を迎えた夫婦の役で息ぴったりに
いがみ合ってます
パラディの哀愁を帯びた後ろ姿
が印象的

元教師のホームレスのお婆ちゃんを孫息子が心配そうに見つめる
バスの中で我慢できず隣に座って
声を掛けるとお婆ちゃんは嬉しそうに笑顔で答える

日本だとこうは行かない自分を恥じて身内に会っても知らない振りしそうだし家族の誰かがホームレスやってたら、心配するだろうか?とにかく全く自分の立場を恥じてない堂々としてるお婆ちゃんの笑顔が素敵
無邪気な少女のよう
家もあるし、寝る為のベットもあるのにどうして帰らないのか?
問いかけると
「この街が好きだから、道路に寝るの この街を行き交う人々と触れ合うのが好きだからこの街全体が私の家なの」
シャワーを浴びに行くと言って
公園の噴水にズンズン入って行くお婆ちゃん、とても気持ち良さそう、吊られて孫息子も一緒に浴びる
水飛沫とふたりの笑顔が素敵な
ワンシーンの作品が一番のお気に入り
その他にも
久方ぶりのフェルナンド・メイレレスの作品にヴァン、サン・カッセルとか出演してたり、ハーベイ・カイテルも見られるし、お得感いっぱいのオムニバスだった。