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ぼくらの家路のTPのレビュー・感想・評価

ぼくらの家路(2014年製作の映画)
3.0
 現代ドイツの抱える問題点を鋭くえぐった作品で、相変わらず欧州の子役は、大人に変に媚びうる気持ち悪い日本の子役とは正反対で、とても色々な面で子供らしい達者な演技を見せているし、子供目線からの3日間の冒険は緊迫感がある。

 ただ、私が映画なのだから最低限にでも求めてしまう華がないというか、わざわざ映画館でみなくてもいいという内容であるのも確か。基本、映画は娯楽なのであるから、どうしてもそこは物足りなく感じてしまう。
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