りょーこ

アナトミーのりょーこのレビュー・感想・評価

アナトミー(2000年製作の映画)
2.8
シン・ゴジラかな?

そんな血液凝固剤を使った殺人事件のお話。

解剖作品なので、まあまあグロはあるものの、グロより人体標本の出来が良かったなぁ♪

もっと観たかったw



名門ハイデルベルク大学の解剖学セミナーに合格した、勉強一筋のパウラ。

ある日、解剖しようとした遺体が知り合いだった!
で、調べてみると、どうもおかしい。
血液を素早く凝固させる"プロミダール"が使われていたのだ。

どうやら"アンチ・ヒポクラテス連盟"という、研究の為なら人体実験も厭わない秘密結社が関係しているよう。

パウラは真相究明にひた走るが、連盟から脅迫を受けたり、親友が失踪したりして……



パウラより親友グレーチェンのキャラクタが面白い(笑)

金髪ビッチなのに、実は試験の点数ドイツで一番!
男が萎えるから、という理由でビッチのフリをしているというw

が、頭が良いと大抵KYの法則( ´∀`)
食事中に「脳ミソ飛び散った」とか、S#X中に「前立腺が裂けた」とか言っちゃうww

いいなぁ、こういうヒト大好き(笑)

ちなみに中の人は、微妙ほのぼの作『コアラのいたずらキッチン』の女性でした☆

で、肝心のグロですが…
生きたまま解剖、というのが見所かな?

血糊ドバー!ではなく、緻密に皮膚や筋肉を剥がすって感じ。
なので、迫力無いから物足りないw

あと、私は専門家ではないから分からないのですが、血液凝固剤だけの投与なら、痛みは感じるんじゃないのかなぁ?
被害者があまり痛がってないのが気になったので…

そんなドイツ作品らしい、堅実なサスペンス・ホラーでした。
ちょっと地味だし、もっと遊んでも良かったな~と思いますw
りょーこ

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