昨年映画館で観た中で、ベスト5に入ります。今日DVDにて再度鑑賞。
幼い頃に、事故で父を無くしたネイサンは、数字と図形だけに興味があります。母は、毎日同じ環境を作り、息子を優しく見守ります。数学教師の親身な指導もあり、国際数学オリンピックのイギリス代表チームに選ばれ、台湾での合宿に参加、心を閉ざして生活してきた彼が集団生活の中で見つけたことは?
ある意味、少年が家の外に出て、心が豊かになっていく~ロードムービーだと思いました。
人と違うことは、障害ではなくて特別なこと…このことばが胸を打ちました。実際、そんなにあまいものではないでしょうが…信じたい、と思いました。
監督は、ドキュメンタリーを中心に活動してきたモーガン・マシューズ。これが長編映画デビューだそうです!本作は、実話ベースで彼自身が制作した ‘Beautiful Young Mind’ を映画化しました。
お母さん役のサリー・ホーキンス、『ブルージャスミン』でも『パディントン』でも、明るいママ役でした。
ラストシーン、少年とお母さんの笑顔が良かった~