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僕と世界の方程式のyochinoirのレビュー・感想・評価

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
4.1
自閉症のネイサン役のバターフィールドくんが素晴らしかった。

自分の子供が自閉症で、笑顔をみせてくれることもなく、自分と手を繋ぐことを拒み、変化を拒み、自分の世界だけで生きているのを側で見ながら守り続けてきたお母さんの思いは計り知れない。

お母さんの笑顔には、どこか寂しげでなにかをきっかけに壊れてしまいそうだった。

ネイサンの数学の才能を伸ばせる環境をみつけたことで、先生や一緒に数学と向き合う仲間たち、そして初めて恋をしたチャンメイと出会えて、ネイサンが変化して行く姿は本当に素晴らしかった。

人を愛することを知り、数学以外の大切なものを自分で選び、母の手を握り、人の心に寄り添うことを知ったネイサンの最後のシーンがとても清々しくていい映画でした。

ネイサンのお父さんの最期のことば。
「もしお互いにわかりあえなくても愛し合うのをやめちゃだめだ」