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僕と世界の方程式のshokenのネタバレレビュー・内容・結末

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

手を繋ぐことを嫌がったり、調子はどう?に困ってしまったり、主人公のような特性を持つ人の特徴を至るところで細かく表現していたのがよかった。

主人公のように抜きん出た才能がある人もいれば、エビは休んでると言っていた子が言うように、才能がなければ?ただの変人だじゃないけど、天才まではいかなかったり、才能を活かしきれず埋もれてしまっている人が世の中には大勢いるんだと思う。
そして何よりエビの子が、パソコンで"予習"していたのに胸が締め付けられた。周囲に溶け込もうと自分なりの方法で努力したけどうまくいかない、こういう人も大勢いるんだと。
主人公の父は生前、お前は変わらなくていいと言ってたけど、変わらずにいられる環境や人に巡りあえたらそれは奇跡に近いと思うから、大事にしないといけない。
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