manaウィステリアフィールド

僕と世界の方程式のmanaウィステリアフィールドのレビュー・感想・評価

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
4.5
自分が母親だからどうしてもネイサンのお母さん目線で観る事しか出来ないけれど、ずっと気になっていて、このタイミングで鑑賞出来て良かった。
自分にも息子がいて、自閉症だと診断された訳ではないけれど、思い当たる節があって、どう接したら良いのか分からなくなる時が多くて、計算が得意で大好きで、こだわりが強くて、ネイサンみたいに父親に懐いていて、私は息子との距離感に悩んでたから、もう、共感しまくってしまって最後は涙が溢れて仕方がなかった。

ネイサンの考えとか思いを通じて息子の世界ももしかしたら似た感じなのかな?と想像する事が出来た。
またちゃんと子供と向き合おうと思わせてくれたこの作品に感謝。
私もネイサンのお母さんみたいになれれば良い。
これから先また壁にぶち当たるだろうし、沢山悩むかもしれないけれど、少なくとも鑑賞直後の今は希望を持って生きていける気がしている…