僕は数学的でないコミュニケーションがすごく苦手だ。口数が少ないから“意見がない”とか、バカだと思われるけどそれは違う。
わかりみが深い。ネイサンほどじゃないけど少なからず私はASDだと思っている。彼ほど突出してないからこそ自分も周りも気付かず大人になったASD。だからネイサンにとても共感したし数学が得意なところも親近感がわいた。
~~以下ネタバレあり~~
そんな彼が数学オリンピックを目指す過程で愛を知る、という話なのだけれど少し極端だったかな。最終的には愛に行き着くにしても恋とは別のような。それに数学か愛か、どちらかを取らなきゃいけないというシチュエーションも。どっちもじゃダメですか?
中国の女の子かわいいけどさ、何で大会直前にそんなことするかな。それに人と触れるのが苦手なネイサンがそんな簡単に克服するとは思えないぞ…と突っ込みたくなった。良いシチュエーションだけど何か腑に落ちない。残念
マイノリティが集まるとマジョリティになるっていうのも良いんですよ。ただね、ほんとに変人というか同類なのってルークだけでは?同類だけど対照的な構図は面白いんだけどね。才能がないと突きつけられるルークに中途半端な私を重ねてツラかった。がんばれルーク!(スタートレック好きなのに名前がスターウォーズっていう皮肉もねぇ)