僕と世界の方程式のMinaのレビュー・感想・評価

自閉症の主人公が描かれるドラマや映画を目にすることが増えてきた。そういった作品は演技力が称賛されることが多いけど、まさに本作もエイサ・バターフィールドが素晴らしかった。不快に思ってそうな表情と、不安げな表情、特に笑ってるのを誤魔化そうとする動き方が自然だった。若いのにすごいなあって言葉もおかしいか。

個人的に自傷行為をしてしまうもう一人の自閉症の男の子と、ネイサンに興味ありげなピアノ少女をもう少し掘り下げてほしかった。終わり方とても良き。