あきしげ

新クライモリ デッド・フィーバーのあきしげのレビュー・感想・評価

1.0
派手な邦題に反して中身は地味で退屈なゴミ映画。

良かった点。

・ヒロインのアリス・イングラート

悪かった点。

・トムが下半身に重点を置いたバカ
・ルーシーは感情的でイライラだけ
・マックスのキャラが意味不明すぎ
・終盤の暗い森に観る気が失せます

『クライモリ』シリーズとは無関係の作品。
そもそも本家は劣化しまくっているのだが。

それは覚悟の上で鑑賞してみたら想像以下のゴミ。
登場人物はトム、ルーシー、マックスの三人だけ。

トムはルーシーとやりたいだけの下半身バカ。
ルーシーはなぜかトムの誘いの乗ったビッチ。
中盤まではバカとビッチで物語が進んでいく。
当然ながら双方ともに頭が悪いから退屈です。
気の利いたセリフや展開はまったくないです。
主人公がバカでヒロインがビッチなので当然。

中盤でようやくマックスが登場します。
地元の人間でトムの車に轢かれている。
そのワリに元気で後部席から指示する。

マックスがもう少しマトモに機能すると思った。
でも、その処理が頭がおかしいだけで片付けた。
どうやら監督に彼を活かすほどの力はなかった。

唯一の救いはルーシーを演じたアリス・イングラート。
アリス・イングラートの美しさだけが本作を支えます。
キャラクターとしては感情的なビッチなので論外だが。

それと終盤では暗い森を主人公とヒロインが歩く。
本当に真っ暗で何も見えないから観る気が失せる。
そこで何かが起こるワケじゃないからタチが悪い。

本作は85分の作品だが体感は30分ぐらい。
そのぐらい内容が内容ような展開だと言える。
ある意味、それが本作の魅力かもしれません。
あきしげ

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