ほしの

センチュリアンのほしののレビュー・感想・評価

センチュリアン(1972年製作の映画)
5.0
話の進め方のテンポ感がとても心地よかった。パトロールのため街を車でグルグル回るし、そして、街で起こる様々な出来事や警官個人に起こる様々な出来事が全て同質に並列化されているしでとても良かった。
出来事に対して何ら意味や重みを付与しない乾いた平等感と無常観。全てが日常の些事となるあんな街でなら自殺するのもまた一興、ポーンといけそう。

オールタイム好き映画の一本になってしまいそうな今年ベスト映画。車で街をグルグルする映画の傑作。

街を車でグルグルする映画にはずれなし!タクシードライバーだってナッシュビルだって街を車でグルグルする映画だ。
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