記録
すみません、これは、大大傑作だと思いました。
悪役が映画に出てくると、その悪役が悪になってしまった事情が語られますが、すみません、個人的には「いや、お前のせいだろ、人のせいにすんなよ」って思ってしまうんですよね。(例えば、悪役の事情をとても汲み取ったサム・ライミ版のスパイダーマン! のジェームズフランコでさえ。)
でも、森田に対して「いや、彼は彼なりに事情があったのだろうな」と、想像してしまいました。それは、ラストのカタルシスあってのことで、 いや、この映画大変すばらしいですよ。
そして、最後に残る悲しみと温かみが混雑した気持ちといいますか、なんともいえない気持ちになるのが、とてもいいな、と。
他にも、とても好きなシーンがたくさんありました。
吉田監督の他の作品を観なくては…と思います。
あと、あまり、書くのはあれですが、タイトルクレジットですよね。とても、よかったです。そこからの話が全く違った雰囲気を醸し出して、とても効果的だと思いました。