ヒメアノ〜ルの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「ヒメアノ〜ル」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

こんなに色々過激な映画は初めて観た。
じゃんじゃん作業のように殺していくシーンでは、日常との対比が激しいから引き込まれる。

剛くんの役を頭がおかしいやばい奴って思ってたけど、本当におかしいのは平気で人をいじめる奴。

登場人物がみんな過去に人から受けた影響で、良くない方へと引きずりこまれるのは、社会の縮図感がある。

楽しかった時の記憶を少しでも思い出せてよかったのかなと思う。
おゆき

おゆきの感想・評価

3.5
いじめって、いじめた側といじめられた側だけじゃなくてそれ以外の人たちの人生を狂わせることもあるよね‥ 本当に、いじめが犯罪になればいい。心からそう思った。
森田くんはサイコパスなシリアルキラーで情状酌量の余地はないかもしれないけれど、気づいたらエンドロールで死ぬほど泣いてた。なんだろうこの無力感。
古谷実の、原作にシビれていた私としては、賛否両論の評価にどうしようか迷っていたのであるが、場所と時間がピタッとあったから。(^^;
いやー。もう、森田剛の、サイコキラーっぷりといったら!原作の森田とは違ったサイコキラーで、それはそれで、怖いのなんのって!
原作の森田は、普通の生活に紛れてるんだけど、やっぱり普通の人とは違ってて、元々が、歪んだ性癖と壊れっぷりだったら、森羅万象というか、それを嘆く哀しさを繊細に描いていたのだけど、実写版の森田は学生時代のイジメとか、友人の喪失感が、原因みたいで、単純化されていたのが、残念。
それでも、濱田岳とか、ムロツヨシとか、演派の俳優が原作の雰囲気を上手に操ります。特にヒロインのユカちゃんを演じた女優が普通の女の子が発する無駄なフェロモンとか、殺人狂とかをくすぐる感じがgood!
この、映画の殺人シーンはリアルでした。
濱田岳演じる岡田君が彼女とヤッてる時に森田が失禁している女にバットで何度も殴りつけるシーンや、サイコキラーの森田がレイプする女の生理中のパンツを剥ぎ取った時の表情とか、もう、怖すぎ❗
森田はナチュラルな殺人鬼だから、わざとらしい殺人シーンは必要ないですよね、
だからなのかな。この作品の殺人シーンは独特です。この殺人鬼をキワダタセル若者がまた、良いスパイスを効かせないと!
精神的に辛いシーンが続く中で、ラストの着地点でやっとの、森田の学生時代の虐め経験とか、救いのような岡田くんへの想いとか、お母さーん!お茶❗的なシーンがもりこまれたけど、でも、森田という殺人鬼はそんな描き方ではまだまだ甘いかな。森田は中学生の時に自分の性癖とか異常性に気づいていたからね、
やっぱり原作とは違う。R15指定でよかった作品の見本かな。
ゆりえ

ゆりえの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の好きなところがほとんどそがれてしまったような…

もっとギャグっぽいのに、
容赦ないところは容赦ない感じがよかった

何より、
森田くんはサイコパスで、
人が苦しんでいる姿に興奮してしまう自分の異常性を、
思春期には嘆いて、
成人になるとともに受け入れて、
それを満たすようになっていく描写や、
そういった異常性を人がはらんでいること、
理解されない苦しみ、
相容れない存在が、
ヒメアノールの見所だと思っていたのに、
映画の最後で、犬を見て童心を取り戻した描写や、
森田くんに良心があるような描写には、
彼にも同じような心がある、
人には誰しも同じ心があるとすら感じるメッセージ性に、
原作の良さが全くでていなかったような気がしました

役者さんは、
あってるのだと思いますが、
もっと振り切った演技がよかったです

このレビューはネタバレを含みます

稲中の古谷実がシリアスバイオレンス系に転向して以降の同名漫画が原作。
原作とは意図的に焦点をズラして描いてるらしいので、既読者の印象は結構違うんだろうけど、少なくとも未読だった自分としては物凄く好きな作品です。この評価は今後原作読んだとしても変わらないと思う。それくらい衝撃を受けたし、一作品として完成している。

本作は二重構造になっている。
前半はいつもの濱田岳といつものムロツヨシによる、ゆるーい童貞ラブコメだ。
底辺そのものの童貞会話をしたり、ムロが恋した女の子が何故か濱田岳に惚れるファンタジーじみたラブの展開が40分続くが、コメディに慣れ親しんでいる二人の掛け合いが絶妙で程よく面白いので特に飽きることもなく楽しめる。
……ただし本作のメインは後半、サイコパスの森田剛が暗躍を始めてからだ。前半でもそこそこ不穏な雰囲気を漂わせていた森田くんが40分過ぎた頃に現れてやっと『ヒメアノ~ル』のタイトルがポップするのが真打登場って感じで大好き。今までのはアバンじゃ。
予告CMもこの形式を踏襲していてよく出来ている。

その森田剛のサイコパス演技はハマりすぎている。『13人の刺客』で実写シグルイの殿様かってくらいの狂気を見せてくれた稲垣五郎に並ぶキチガイっぷり。ゴローちゃんが辞めてしまった今、森田剛はジャニーズ事務所で一番キチガイの似合うアイドルと言える。
森田くんが演じる森田くんって躊躇いもなく殺しに来る唐突さが怖いんだよね。完全にリミッターが壊れちゃってるからこその容赦なさ。
主にやってることを列挙しても、

・口封じに殺そうとした男女を鉄パイプで滅多打ちにして返り討ち。(セックスシーンと交互に描写される悪趣味極まってる演出が最悪に最高)

・証拠隠滅のために雑に放火してアパートの他の住民まで焼死。

・強姦殺人を繰り返し(生理中だと知ると露骨に嫌な顔で萎えてるのが生々しすぎて吐き気がした)、帰ってきた家の旦那も惨殺して放置したまま食事。

・警官を殺して拳銃を奪う。

・とりあえずストーカー行為を咎めた男に発砲。死ななかったからストーキング行為のためにそのまま拷問。

と行き当たりばったりなのにどんどんエスカレートしているのが恐ろしい。
基本的にダウナーで全てを諦めているからこそ「俺は何をやってもいい」と開き直る思い切りが成せる凶行。マジで森田剛が乾いていて狂ってるんじゃないかと不安に思うほどの熱演だ。
でも根本はいじめられっ子がキレてネジが外れた”だけ”の存在だから、最初からヤンキー丸だしで恐喝してくる不良にはカッター取り出すくらいのささやかな抵抗しか出来ない弱々しさなのが物哀しい。世界一か弱いシリアルキラーだろう。

物語終盤、森田くんの凶行は濱田岳たちの身にも及ぶが、そこからラストシーンまでが圧巻の展開。
思わずノスタルジックな気分に浸ってしまいながらも、どこまでもやるせない結末には愛おしさすら感じてしまった。
前半はともかく、後半は胸糞悪かったりキツいシーンばかりではあるけども、この不思議な感覚のために何度も見返したくなるし人に薦めたくなってしまう魅力を持つ秀作である。

超絶オススメ!!
森田くんに恐怖をかんじる
こういう人道で近づいてきたらもう塩かけるしかない
ムロツヨシいい感じに腹立つおもしろい
やすき

やすきの感想・評価

3.8
森田剛の普通の人なのに違和感がある雰囲気、これぞサイコパス。
日常に悪魔は潜んでいる。
ムロツヨシ、お前いいやつだな
つよ

つよの感想・評価

2.0
森田剛の殺人鬼役が凄い。狂気。
でもこんな映画を作ろうとするのはどういう神経なんだろうか。

このレビューはネタバレを含みます

V6はあんまり知らんけど森田剛すげぇってなった。いや濱田岳もムロツヨシもすごいんやけど。
サイコパスを題材にした映画もいじめを題材にした映画もたくさんあるし、ストーリー自体はありきたりなんやけども、この映画は描きたかったんは普段表向きは「普通」に見える人が持つ潜在的な狂気な気がします。婚約者との生活の為に簡単に森田を殺す決断をする女性、電話越しに心無い言葉を平気でかける女性、そしていじめられない為にいじめに加担した岡田。そういう人たちがきっと森田のもう1つの人格を表面化させてしまったんやろうなぁ。
普段見るからにヤバいやつな安藤が助かったことと最後犬の為に森田があの結末に陥るあたり、意味が深いなと思います。