1865年に発表されたルイス・キャロル原作による
『不思議の国のアリス』の初映画化。
セシル・M・ヘプワース監督による1903年度版、
8分足らずのサイレント映画のみを鑑賞。
映像よりも字幕が物語を理解するのに役立つ。
というか、字幕でしか物語を追えない。
何故なら、カメラ位置が俯瞰で、
しかもワンカットのみなので、
何が行われているのかさっぱりわからないから。
ファンタジーからはかけ離れた
着ぐるみの世界感が時代を感じる。
当時の映像技術としては画期的だったんだろうなあ。
1903年はライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した年。
今から115年も前の映像作品が、
しかも無料で観れるというのはうれしい。
