若くして亡くなったアントンイェルチン主演のラブストーリー。
英題は「5to7」邦題が恐ろしくダサいことになっているけれど、限定的な関係性について。
日本にはあまりウケが良くはなさそうな不倫関係とそのことの終わりに関する人間関係が描かれる。
ある日偶然にも街角で出会ってしまった美しい人。価値観も文化も違うけれど、心の奥底で愛を感じて惹かれていく。
主演の2人の役所も素晴らしいけれど、それ以上に周囲の人たちも印象深い。
「愛以上に優先すべきことなんかあるかしら?」
「愛なんて知らないと言う人は、あなたと出会ったことがない人だわ」
力強く、無責任ではない恋が描かれている。
劇中での各シーンの美しさ、音楽も素晴らしい。