もじゃ

マッドタウンのもじゃのレビュー・感想・評価

マッドタウン(2016年製作の映画)
3.0
冒頭のグロシーンには顔をしかめてしまったが…

少女アーレンはテキサス辺りの砂漠に住む食人族に捕まり右手右足を失うも脱出する。逃れた先の集落で生きるのか?
恐怖の食人族と呼ぶには現代的。トレーラーハウスに住んで筋トレしてるしヘッドフォンで音楽も聞いてる。話が通じそうなのに問答無用で四肢切断される恐怖がある。ぶっ飛んだ設定の作品はきっと現代社会のデフォルメだろうと考えながら見る。しかしよくわからなかったぜ。
凄い豪華キャストに驚く。ジェイソン・モモア、キアヌ・リーヴス、ジム・キャリー。主演のスキ・ウォーターハウスもキャリアは十分。義足にタンクトップ+ショートパンツ、ブロンドのビジュアルはインパクトある。
冒頭で衝撃を与えて、セリフ少なく映像だけで進めていくのは意識したものだろうけど、何が狙いだったかは理解できなかった。映像は高精細に砂漠と被写体を映す。1つのショットでピントを変える、というのを多用してたけど、そういうのをやりたい監督のお年頃なのか。映像表現が良くてもストーリーテリングに役立たなければ意味は無い。
まとまった物を作るのは難しいね、っていう練り足りない作品。
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