原題:colossal
アン・ハサウェイ演ずるダメ女と遠い異国の地ソウルに出現する怪獣の動きがシンクロしてしまうというヘンテコ映画。
残念ながら観賞しててのシンクロ率は低下の一方…。床で寝てたら翌朝身体バキバキシーンのみシンクロ率100%感じた。アレは痛いんだよ…w
不思議なのはガーリームービーの旗手アン・ハサウェイが、なにゆえ、この映画に出演を決めたのか…(^_^;)
残念ながらグロリアというキャラクターの背景が弱く、駄目さ加減というのも、だらしなさが目立つのみで、アン・ハサウェイが演じた意義があまり感じられなかった。
それにも増して、取り巻く男たち、元カレや幼馴染と友人たちが、グロリア以上にダメダメで救いが無い。登場人物の心象を怪獣に転化、現実化させることによって自己を見つめ直すというテーマのようなものは感じるが、どーにも方向性に定まりがなく消化不良。
コメディ?シリアス?アート?
まぁ、きっとそのどれでも無い映画だけど。
そんなん度外視にして映像や音楽といった面で釘付けになってしまうようなパワーも無く…。
邦題は原題よりイイね♪