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シンクロナイズドモンスターのhonobonのレビュー・感想・評価

4.1
プロット映画と思いきや、コメディ路線に一切寄せず自分を見つめ直すアンちゃんプロデュース作品。
自分の身の回りで起きていく好転や部屋の変わり方とソウルで起きる惨事の対象的な映像。見ようと思ったきっかけを忘れてしまった時に畳み掛けてくる絶望的な光景に持って行かれた。
"あのウサギ"のように来るか、と思ったら全く違う(むしろナンセンスコメディのような)そう来たかの着地点に加えて、終始「アンちゃん…お肌が…」と嘆きながらやってくるラストシーンの"ただ歩いているだけ"、ラストシーンの表情のアンちゃんを見てごめんなさいな気分。
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